嵐が丘 WUTHERING HEIGHTS ペンギンリーダーズ Level 5 レビュー

お薦め度:★★★★★
● レベル5
● 168 ページ
● 総語数46,304語
● 難易度目安:単語数は2300語 TOEIC 600点 TOEFL iBT 62-63 英検2級- 準1級 セファールB2

昔、ビギンの「恋しくて」が主題歌の昼ドラ「『新金色夜叉 百年の恋」がめちゃめちゃ好きで、そのヒロインがこの嵐が丘を愛読していたのがまず私の「嵐が丘」との出会いです。翻訳されたものを数年後に読んだのですが、あまり記憶になく、20歳超えてから読んで、見事にはまりました。

「嵐が丘」はブロンテ姉妹の一人、エミリー・ブロンテの唯一の長編小説で、1847年に男性名エリス・ベルの筆名で発表されました。「スラッシュクロス」と呼ばれる屋敷で繰り広げられる愛憎劇といったら陳腐になりますが、孤児のヒースクリフによる復讐劇とキャサリンへの愛が中心になった傑作です。

名シーン、名場面はいくつもありますが、エドガーの求婚を受けたキャサリンがヒースクリフとの別れの際「I am Heathcliff! He’s always, always in my mind」というセリフが一番胸にぐっと来ます。今回、ペンギン版で読み直してみたのですが、どことなく村上春樹氏のベストセラー「ノルウェイの森」と繋がっている感覚も覚えました。

このGLバージョンは元々太い本を見事に刈り取ってくれています。丁寧な所は丁寧に、退屈な箇所はばっさりと、まぁ多少スピードが速すぎて、追いていかれる箇所もありますが、あっという間に読んでしまえるでしょう。原書もこのGLも傑作です。英語の勉強うんぬんなどほっといて読みましょう。文句なしの星★は5つです。

※ 嵐が丘は他の語学制限本の出版社からも出ています。比べてみても面白いかもしれません。
>> Wuthering Heights (Oxford Bookworms, Stage 5)
>> Wuthering Heights: Intermediate Level (Macmillan Readers)

【内容】
ヨークシャーの人里離れた片田舎を舞台に、キャサリン・アーンショーとヒースクリフ、そしてエドガーの悲しい愛の顛末が明かされます。それは危険なだけでなく、悲哀と苦痛に満ちていました。キャサリンがヒースクリフに別れを告げると、ヒースクリフは復讐の鬼と化し、容赦なく彼を取り巻く人々の運命を変えていく。

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