すらすら英語の洋書が読めるようになる唯一の方法

すらすら英語の洋書が読める

 

ずっと勉強してきたはずなんですが、何故読めない?

 

小学校、中学校、高校、大学と英語を断続的に学び、さらに社会人になってからも学んでいたものの、英語の洋書が一向に読めませんでした。読めないという事をもう少し正確に言うと、ペーパバックや英字新聞など、英語の洋書を辞書なしでスラスラと読むということができませんでした。

 

辞書があればなんとか読めますが、知らない単語があれば、毎度のように辞書を引く必要があり、スラスラとは程遠い状態です。私はいちおうそれなりに知られている大学受験に受かるぐらいの英語力をもっていたので、何故読めないのかが不思議でなりませんでした。偏差値も高いはずだったので。

 

大学生の頃は、周りに帰国子女がたくさんいて、これはもう彼らのように留学するしかないのかとも思っていたこともあります。しかし彼らとのあまりのレベル差や、昔友人だった、こういっては言葉に語弊があるかもしれませんが、学校の勉強ができなかった人に同窓会などで会えば、彼は飲み屋で英語をらくらくと操り、家ではガンダムの英語版を楽しそうに見ていました。

 

それを見て、自分には語学の才能がないのかもしれないなと諦め気味でした。

 

読んでないから読めないという気付き

 

しかし、あれです。きっかけがあってそういうことじゃないと気がつきました。結局そこから10年も経て、ただ読んでいないから読めないということに気がつきました。辞書片手に小説を読んできたのですが、そんなんじゃ量が圧倒的にたりなかったんだ!ということです。

 

英語の洋書をスラスラ読むためには、シンプルに大量の英語を読むことのみです。

 

とにかく量が足りなかったということです。もう本当に英語にふれている時間が短すぎたわけです。ペーパーバックをスラスラ読むというかっこよさに憧れて、海面下でもがく足を忘れてました。

 

ちなみに、ほとんど英語の本も日本の本を読まない連れ合いが、カズオ・イシグロレベルの本を軽く読んでしまえるのは、留学していたため、かつて大量に英語に触れていた時期があったからだというのが今ではわかります。飲み屋のその私の友人もあるとき、バックパッカーになって放浪して英語しか使わない環境に身をおいていたそうです。そりゃ差があると納得しました。

 

要するに、私は当然会話はできないし、かろうじて文章なら読めるというのが、実際の英語の実力だったということになります。

 

洋書を読むためには、英文をとにかくたくさん読む。本当にこれだけの話でした。
量なんです。量。

 

量をこなすために

 

こうして英語の多読学習という方法に辿りつきました。英語の多読については他のページで詳しく解説してありますので、よろしければ参照ください。

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