読むときのコツはイメージを掴むこと
洋書を読むときのコツですが、イメージをつかむことにあります。それは小説の情景のことだったり、登場人物の造形だったり、空気だったり、主役の気分だったりします。つまり普通に小説を読んでいる時にラクラクとやっていることなんですが、英語の場合、単語が分からない(特に固有名詞)出てくる人の名前の読み方がわからない。例えばXavierって名前なんですが、読み方が分かって発音できますか?ということが起こります。
こういうことが起こると、途端に読む気が失せてしまうか、飛ばすことになります。それですぐに復帰できればいいのですが、だいたいそこで筋道を見失ってその本を読みたくなくなるようになります。
そういうわけで、初めての作家の人の洋書を読む場合は、最初の数ページで、なんとか頭の中で小説世界=イメージをこしらえるわけです。そこで、多読三原則にひっかかりますが、この場合最初の数ページは辞書を引きまくるというのは全然ありです。名前、地名、固有名詞。わかるまで引いてます。それも最初の数十ページだけの話なので、そこからはもう辞書つかいませんが、だいたい新しい作家の場合はそんな感じです。
単語のわからない数で、読める読まないを決めるよりも個人的にはこのイメージが沸くか沸かないかというほうが、洋書を選択においては重要かと思います。イメージがあんまりわかない本ってつまらないんです。それはたぶん、、、、英語のせいじゃありません。よね?
というわけで、イメージの話でした。具体的に湖畔なら湖畔、学校なら学校、宇宙ステーションなら宇宙ステーションをしっかりイメージできる洋書からトライしましょう。
こういうのはもっと後で挑戦ということで・・。
Touchstone (1996-05-30)
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