英文法を学ぶ必要性はありますか?
洋書を読むための英文法力というのは必須です
英文法が嫌いで仕方ないという人もいるでしょうが、読むためには避けてはとおれません。
なぜ文法をやるのかといえば、それが英語を理解し、把握するのに最短コースだからです。
母語ではない言葉を話し、しかもルールの全然違う日本語を話す私たちにとって、最低限のルールがわかることが、英語をマスターするための最短の方法だと考えます。会話重視であれば、実践が大事なので遠回りに思えるかもしれませんが、留学した人の現地のテキストを見せてもらいましたが、おもいっきり文法書でした(全部英語ですが)。
文法の勉強、間違わないように
もちろん文法のための文法学習というドツボにはまらないようにしなければなりません。
全ての文章を第3文型とか第5文型に当てはめないと気がすまないとか、この単語は副詞句か形容詞句かなどいった所に大きく目がいってしまうことは避けるべきです。しかし副詞句や形容詞句が、いったい何を示すかということは知っているべきでしょう。
言葉だから、そのまま覚えちゃうというのも現地で暮らす人ならOKですが、一般的な日本人たる私のような日常で英語が必要ない人は、理屈でとりあえず理解しておくというのはとても重要だと思います。文章が複雑でも、文法をやっておいたおかげで、わからなくて読めない文章がほとんどなくなって、読書の安定感がぐっと増します。多読だけで読めるようになるという話もありますが、20年近く文法をやっていた身には文法も使っていきたいと思っているわけです。しかも最終的には書いてあることをなるべく100%に、日本語と同じレベルで理解したいという思いもあります。
文法はとりあえず数ヶ月集中してやればいいだけ
英文法をやると言っても、本当に集中すれば数ヶ月程度がんばるだけに過ぎません。あとは忘れた時に見直すというだけになります。集中筋トレに例えてもいいですし、スプリントみたいに考えてもいいですが、私が思うに文法を学習するのはパズルをやっているみたいなもので、なかなか楽しいものだと思います。
何しろ文法にはだいたい正解があります。小説を読むようになれば、内容において、本当に十人十色の解釈がありますが、文法はルールです。正解があるものは非常に勉強しやすいです。
「めんどう」という言葉を飲み込んでやってみてください。
英文法の勉強の仕方
参考書1冊、それと英文法講義の実況中継(上・下)、問題集数冊でOKです。
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Forest(7th Edition)解いてトレーニング。この辺でいいと思います。
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あとは自信がなければ、大学受験レベルの文法問題集を1冊やればもう文法はおさらばです。
ほんとに数ヶ月、だまされたと思ってやってみてください。