ラダーシリーズ
IBCパブリッシングが出しているラダーシリーズです。ラダーなんで「はしご (ladder)」を意味していて、1歩1歩着実に力がつくようにとの意味が込められています。
他のGRとの違いは、巻末に辞書や、時代背景や登場人物紹介など日本語で解説が付いていることがあげられます。本のカバーもしっかりしていて、非常に手に取りやすいです。多読中は辞書厳禁ですが、巻末に乗ってるなら、さらっと見てしまってもいいと思います。
また、ラダーシリーズの特徴は、他の多読用出版社が出しているような外国の古典や伝記だけでなく、日本の小説やノンフィクションの英訳がラインナップに多くあることです。レベル1では日本昔話の一休さんや太宰治の走れメロス、ごんぎつね、宮沢賢治の本なんかがあります。レベル5になると、ちょっと前に流行ったエッセイ「バカの壁」なども読めます。そういうわけで、本としての取っ付きやすさは抜群なので、有名なペンギンリーダーズもいいですが、このラダーシリーズも十分おすすめできる多読本です。
ちなみに、IBCで試し読み可能なので、購入前に内容の確認ができます。
レベル分け
レベルはレベル1からLevel5までの5段階のレベル分がされています。レベル5になると使用語彙制限がなくなります。
Level | 単語数 | TOEIC | 英検 | |
Level1 | 1000語 | 300点 | 英検4級以上 | |
Level2 | 1300語 | 350点以上 | 英検3級以上 | |
level3 | 1600語 | 400点以上 | 英検準2級以上 | |
Level4 | 2000語 | 470点未満 | 英検準2級以上 | |
Level5 | 制限無し | 470点以上 | 英検2級以上 |
となっています。また、カバーにヘッドホーンマークのついている書籍は『オーディオ・サポート』があり、音声データ (MP3形式) をダウンロードして (有料) 、リスニング教材として併用できます。ダウンロードはIBCパブリックのサイトからできます。
日本で出版されているので、手に入りやすさが抜群です。ちょっと大きめであれば、大抵の本屋さんに置いてあるのがいいです。Sony readerなど、電子本で出版されているので電子端末を持っている場合は利用できます。
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